一人旅に挑戦です　とご婦人がご宿泊です
金田一温泉郷の中には　三浦哲郎氏の作品に登場するたくさんの地名や沼や屋号が点在する
作品を読んでその地を散策する楽しみ方がある

その小説の一つ　ユタと不思議な仲間たち　という座敷童が出てくるものがある
当館にご連泊のそのご婦人は温泉郷のなかを歩いた　そして三浦氏ゆかりの家を見つけた
その夜はユタの作品を読んだ
おもしろいですね
三浦氏ゆかりの家はユタにも登場し　屋号はだんじゃと呼ばれているが　座敷童の名前として使われている

ご婦人は次の日もまた散策に出かけた
たくさんの写真を納めていた

お礼状を差し上げると　だんじゃの庭の近くの大きな木の写真が送信されてきた
それには　カラー付きの薄い虹が見えます　と記していた
写真を拡大してみると確かに木の所に大きな放物線が写っていた　だがそれは縦に長いものである

わらしさんを意識すると夜の建物の上や前方に　金色や白いオーブが飛んでいるのが写ることがあり　それは館内やお部屋においてはなおさらである

それが肉眼で見える人もある
当館にご宿泊のご婦人もその写真からさらに金田一温泉の座敷童を強く印象にとどめたようだ

しかもユタと不思議な仲間たちの作家のゆかりの家においてである

次回訪れる機会ができたら　ぜひまた来ます
と結んでいた

有難いことです
わらしさんご縁を繋いで下さりありがとうございます