人の毛根　生まれたては白だ　最初から白だとみんなも白　若い身老いた身関係ない
それだとヤングはかわいそう　そこで神様は白い毛根に何らかのおまじないをして黒くしてくれた
と考えたとしたら　無理があるかな

しかし人は自然に老いてゆく　髪の毛も黒から白にかわってゆく
そこで人はせっせと黒に戻そう染める作業をする　そのうちその戻す作業もしんどくなる
いっそ白にしてしまえ　ところがそうは問屋が卸してくれない　あーでもないこーでもないと注文を付けて白黒はっきりしてくれない

こんな時　小春様は五行歌で　こう読む
いっそ白髪に　と　染めるのをやめたが　その捗らないこと　老婆は一日にしてならず　とも言うが
小春様　技あり　旗一本いや二本　
なんの試合だ　まじめにやれと小春様がお怒りになる