最初のご縁を頂いたのは6年前　もうすぐ生まれそうな大きなお腹を抱えていた

女将さーん　子供が生まれたから見せに行くよ
2か月かそこらのまだ自分の体も十分回復していないのではないか
若いっていいのか　無謀なのか新米ママのことを心配したものだった

そのママさんも5度目のご宿泊を迎えると3人の立派なママさんである
さすがに子供の人数が増えると　ご夫妻だけでは手が足りない
4度目からママさんのご両親がご同行です

玄関に入るなり　ママさんは女将さーん！！　今度は3人目を連れてきています
抱っこひもで胸に赤ちゃんが眠っていた　おもむろにママさんは手を合わせて拝んだ
わらしさん今回も　お守り頂きありがとうございます　と言っている

確か2度目は帝王切開のお産だったよね　
ハイ今の子もお腹を切りました　
帝王切開は2回までと言われていますが　
ハイこの子も2度目も最初も全部それで生まれました
あらー　全員！　よく頑張ったこと　偉い偉い　と頭をなでなでするしぐさをした
この子は早産で　1250ｇ　でも　大病せずに3人とも元気に成長していてわらしさんのお陰なんです
だからこうして愛知からみんなでここに来るんですよ

凄いもう褒めるしかない
子供たちも話しかけると恥ずかしがっていたが　だんだん元気になって階段も3段のところは一気に　飛び下りている音が何度も聞こえた

お礼のご挨拶もしっかり言えている　
子供たちは着実に成長をしている　何せお医者のパパが付いているのだから

メッセージノートには子供たちの名前を記入していたが　読めなかった
今初めて　統　の読み方がわかった　　えーそう読むの　！　絶対そう読めない！
2子も　3子も難産で生まれているから　命名も気合が入っている　出産が難産だけに　粘り強く元気に健やかに　と親の思いが　こもっているのだ
最後にパパが抱っこしていた3子を私に抱かせてくれて　ママがシャッターを押した
久しぶりの赤ちゃんの抱っこ　ぐずつきもせず　抱かれてくれて　ありがとう
赤ちゃんのぬくもりが手に伝わってきた