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ブログ
福島のS様 しゃべり続けろ
2018/08/23
競技中に事故で大けがを負った
お顔や頭は転び方が良かったのか免れた バキバキ バキ 骨が折れる音がした
早く誰かこないかなー 痛みがだんだん襲う 
救急車がやっときた 起きれますか!? 頭はしっかりしていそうなので 起きれます カラ元気で起き上がった 
救急車が早く走るのか ストレッチャーから落ちそうでその揺れでさらに 痛みが増す
痛みが極限を超えると 失神する それを防ぐために 何かをしゃべり続けろ 誰かに言われたことがある
この運転 もう少し荒さを抑えることできませんか 痛い本人が聞く 
言ってみる あ いや あいつは言っても駄目だ と隊員
そこは 海外の とある国だ

S様が競技に行くときは お参りする所がある お守りもいただく
普段はお守りは競技中は身に着けないが その日はしっかり持っていた

S様が転倒したとき 後ろから追い越した競技者がいた しっかり見て通過してゆく
競技の行われた とある国はS様のご先祖様にゆかりがある

S様が普段 体をメンテナンスしている鍼灸師がいる その人には骨折もひどかったがそれよりも 肺が赤くイメージに浮かんで見えた やはり肺が大変なことになっていた 
並みの人間なら 呼吸が辛いはずだ がS様はそれも軽かった

S様は何度も わらしさんに会いに来ていた そして会話もしていた そういうご縁を持っていた人だ

S様は競技の前にお参りした神様を思った ああ お守りくださったと
S様は多くの人にお守りされていた 
転倒したとき追い越した同じ日の競技者 その人は後にS様の手術の執刀医でもある
Sさん 僕の手術は完璧です あとはあなたの治そうとするお心のみです

S様は人に感謝をする心をさらに強めた そしてやがて競技も再開し始めた