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時は 流れて
2018/08/27
家族のため 一生懸命働いた ついにそれも最後を迎えた
さてこれから何をしよう あれこれ考え資料も集めた
そうだなーまずはゆっくり休もう

のんびりするつもりだったが 病に倒れた 二年ぐらいであっけなく亡くなってしまった

今はこの世の人々よ 夕べの嵐にさそわれて けさのけぶりとなりはてる
可愛こがれた妻や子も すててめいどえ行く時は 壁も障子も戸柱も 鬼の姿とみえにけり

長の旅路のろぎんには 六文銭をいただきて 耳も聞こえず眼も見ず 行えしらずにただ一人
暗き途をばとぼとぼと三途の・・・

ああ 父さんもこの歌でおくられた たった一人でとぼとぼと なんと切なかったことか
多くの弔問のかたは全く目に入らず ただただ涙するばかりだった
しばらくして父は夢に出た 沢山の花に囲まれて何やら楽しそうだ 先に逝った友や先祖や皆と会って酒盛りをしているようだ賑やかだ それに暗くはない そうか今良いところにいるんだね

親兄弟やさいしども ・・・
なかむつまじうくらされよ・・・ 

そうだね母も私もいつもの暮らしをし始めた

一生懸命働いて あっけなく逝ったT様の 奥様 どうしていいかわからないのです

わかります わかります  悲しいでしょうがしばらくの辛抱です 時が悲しみを流してくれます としか言えなかった