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ご案内とコロナ対策
必ずお読みください
コロナウイルス感染予防対策と、初めて山小屋にご宿泊のお客様へご利用に関する大切なご案内でございます。
- 山の鼻小屋の基本的なご案内です。
山小屋ですので自分で使うと思われるものは全てご持参してください。
足りないものを現地で調達することは難しいとお考え下さい。
飲み物の販売はしております。
水道のお水は飲めます。
小屋内での携帯電話はau系のみ繋がります。
基本的にお部屋は個室で、他のグループのお客様と一緒になることはありません。
時期によって異なる虫の発生がみられる事がありますが、山の中での自然現象ですので防ぐことは出来ません。できる限り対処致しますがその様な事があることをご理解ください。
また、虫よけやかゆみ止めなどの売り物、貸し出しのものはございませんのでご持参ください。
お部屋は和室でお布団セットのみのご用意ですのでその他必要な物はご自身でお持ち下さい。
ドライヤーなどの貸し出しはありません。
夏でも夜は肌寒い日があるため羽織るものがあったほうが良いと思います。
東京の気温と比べると尾瀬は10度ほど低い気温です。
山の鼻小屋は鳩待峠から歩いて1時間の所にございます。
交通アクセスは最終的に1時間は歩かなくてはならない事をご理解ください。
・チェックイン時間:13時~16時
・チェックアウト:8時
山の中ですので16時までの到着でお願いをしております。
尾瀬戸倉から鳩待峠までの連絡バスの最終時間は16時以降ですが、終バスを目指した予定で終バスに乗り遅れた場合には当山小屋まで来る手段がございませんので余裕をもった計画でお願い致します。
また登山道は街灯など灯りがございません。
夕方は獣(熊)が活発に動く時間帯で危険を伴いますので到着時間はお客様の安全のためにもお守りくださいます様お願いいたします。
熊は昼間でも出る場合はございます。熊に遭遇した場合はクマを刺激しないよう静かに距離をとってください。
また、その日の気象条件、体調、体力などご自身で十分なご考慮の上、入山してくださいますようお願いいたします。
尾瀬内には医療機関がございませんので、体調の悪い方の入山はおやめください。
お食事は食堂でのご用意となります。朝食前にご出発されるお客様は朝食をお弁当に変えることもできます。到着時に受付へお申し出ください。
・夕食:17時
・朝食:6時
ご入浴時間はその日によって違います。到着時にご案内いたします。
尾瀬では燃料など物資調達が困難で、その少ない資源の節約のためにもご入浴時間の延長、就寝前に入浴したいなど個人的なご要望に沿うことが出来ません。特別な環境をご理解いただきご不便をお掛け致しますが、ご協力お願い申し上げます。
また、尾瀬の山小屋は通常、湿原保護のため石鹸、シャンプー類はご使用できませんがコロナ禍ですので備え付けの全身シャンプーがご利用いただけます。湿原に影響はありません。
消灯時間は21時。
山小屋は登山を楽しまれるお客様が明日安全に登山をするために体を休ませるための施設でございます。
消灯後は自室にてお静かにお休みください。
また、早朝、夜中にご出発のお客様はお休みされているお客様がいらっしゃいますのでできるだけお静かにご準備ください。
不安なこと分からない事などございましたらお気軽にお問い合わせください。 - 新型コロナウイルス感染予防対策とお願い
今シーズンも感染症予防対策に努めて参ります。まず、基本的に不自由な場所での感染予防対策になりますのでお時間を待っていただいたり、お客様にご協力いただく場面があります。予めご了承くださいます様お願い致します。
お客様へお願い
館内では入浴、お食事以外はマスクの着用をお願い致します。
来館時に検温をお願い致しますのでご協力ください。その際、37.5度以上または平熱より高い場合はご入館をご遠慮下さい。その場合はご帰宅をお願い致しますが徒歩のみしか帰る手段がございませんので体調管理にはくれぐれもご注意ください。少しでもご心配な点がある場合はご入山はご遠慮ください。また、体調管理につきましてはお客様の身近な方がコロナウイルスに感染した場合、ご自身が感染した場合、感染が疑われる場合、倦怠感、発熱、特に咳、味覚がないなどコロナウイルスに関わる症状が疑われる場合はご宿泊をご遠慮ください。咳症状につきましてはご自身が心配ないものでも周りのお客様は不安になります。風邪など治られてからお越しくださいます様お願い申し上げます。入山後体調不良になった場合、尾瀬内に医療機関がございませんし、ヘリコプターなどのコロナウイルスを想定しての救助には大変リスクを伴いますのでかなりお時間がかかります。また従来同様荒天時や夜間は救助が出来ません。朝を待つか天気の回復を待っての対応となりますので予めご了承くださいますようお願い致します。ご宿泊のお客様で発熱された場合は隔離用簡易テントをご用意いたしますのでそちらで待機していただけます様お願い致します。山小屋は大変質素な作りで他のお客様の安全を確保するためにも体調管理にはご注意をお願い致します。
お部屋は完全予約制、グループごとの完全個室となります。当日飛込でのご宿泊は出来ません。通常より定員を少なくしてお泊りいただいております。
共用スペースになるべく集まる事の無い様、また宴会等はご遠慮ください。
館内の消毒については出来る限りこまめに行っておりますがトイレ、洗面、お風呂は共用のものしかございませんのでお客様ご自身がこまめな手洗い、消毒などお心がけください。消毒は館内にも設置しておりますが物資調達が困難なためご持参くださいますと助かります。
お部屋の寝具につきましてはカバー類は洗濯したものと交換しておりますが布団そのものは共用のものでございますので気になるようでしたら、シュラフや寝袋、簡易シーツなどご持参ください。また客室、浴室とのその他清掃はuv殺菌灯、オゾン発生器を用いて清掃しております。
清掃終了後はそのまま厨房に入らず着替えを済ませて食事の準備に入りますので昼食の営業開始時間が遅くなる場合がございますがあらかじめご了承下さい。浴室、トイレなど拭き掃除のできる物や所は次亜塩素やアルコールでの清掃を行っております。
食堂でのお食事は他グループの方と距離を取り配置し、アクリル板を用いて区分けし、席数を減らすなどして対面を避け、窓を開けるなどして換気を行います。軽食や飲み物は金銭のやり取りをすることで感染リスクが高まるのを避け食券機でのご購入と自販機での販売をしております。お膳は供給口と下げ膳の場所を分けることで感染リスクを下げることが出来ます。
また、多くのお客様と接する従業員の検温や体調管理を徹底し、手洗い、うがい、消毒の徹底に努めます。
ご入浴については日によってお時間やご利用方法が変わりますので到着時のご案内をご確認ください。また、尾瀬では灯油などの調達が大変困難なため節約して利用しております。入浴時間の延長や時間外、寝る前に入らないと眠れないなどのご要望にはお答えできませんので予めご了承ください。ドライヤーの貸し出しはありません。
以上何かとご不便をお掛けする事も多くありますが何卒よろしくお願い申し上げます。
- 尾瀬を歩く時のご案内尾瀬を歩く時は?
木道の上を歩きましょう。木道以外は植物保護のため下りてはいけません。
基本は右側通行です。歩きながらよそ見をするのは危険です、よそ見をした3歩目には木道から落ちてしまう所をよく見かけます。不意に落ちるので派手に転んでしまいます。危ないですね。とにかく歩きながらではなく止まって観察しましょう。
また、木道は濡れていると大変滑りやすく、危険です。不意に滑って骨折することはよくあります。木道が濡れていたり、霜がついていたり、落ち葉があるところは気を付けましょう。
尾瀬には荷物を運ぶ歩荷がいます。1日何キロも離れた山小屋に多い時には100キロもの荷物を背負うこともあります。珍しいし、かっこいいし、圧倒されますが、決して近寄ったり呼び止めて写真を撮ったり、話しかけたりしないでください。想像してください、100キロ背負ったまま何人もの人とお話を楽しく出来るでしょうか?背負うだけでも大変です。また進路をふさがないでください。道幅が狭いところや、橋の上などでは少し離れて歩荷が通り過ぎるのを待ちましょう。もし近寄って歩荷がバランスを崩す様な事になるとお互いに大事故につながり大変危険です。歩荷を見かけたらそっと見守って、じっくりその景色をお楽しみください。
尾瀬ヶ原は日陰がありません。夏は暑く熱中症になることも。水分はもちろん、行動食を忘れずに持って、こまめに食べましょう。また、水分はお茶や水だけでは熱中症予防にはなりません。スポーツドリンクなど味のついているものを必ず飲みましょう。足がつる感覚は熱中症の始まりです。足がつるようなときは食べたり飲んだり、早めに対処しましょう。
あとは、けがやトラブルなく尾瀬を存分にお楽しみください。