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―― 角甚の食へのこだわり ――
2025/10/17
洞川温泉は、ただの温泉地ではありません。
千三百年の歴史を持つ修験の里として、心と身体を整える力に満ちた場所。
「角甚」は、この土地の恵みを生かしながら、お客様の五感に寄り添うおもてなしを大切にしています。

そして、旅の記憶に残るもの。
それは、やはり「食」ではないでしょうか。

今日は、角甚が自信を持ってお届けする “こだわりの食材”をご紹介します。

◎朝から感動。卵が主役になる「白鳳卵」
角甚の朝食に登場する卵は、奈良県五條市・さかもと養鶏さんの「白鳳卵」。

黄身の濃さ、白身のぷるんとした弾力。
その見た目の美しさと、食べた瞬間にわかる“コクと甘み”。
「卵が苦手だったのに、これは食べられた!」というお声をよくいただきます。

実はこの卵、鶏の健康管理から徹底されている特別なもの。
与えるエサはもちろん、清らかな水、鶏舎内の空気、さらには鶏たちの体重まで日々チェックされているのだとか。
その努力の結果、「奈良県鶏卵品評会 最優秀賞」受賞や、ふるさと納税の返礼品にも選ばれている、まさに“奈良が誇る卵”です。

◎夕食は「ひのひかり × 古代米」、朝食は「あきだわら」
お米は、料理を支える“土台”。
角甚では、料理ごとに最適な品種を選び分けています。

夕食のお米は奈良県産の「ひのひかり」をベースに、天川村で育てられた古代米(赤米)をブレンドして炊き上げます。
ふっくらとした甘みのある白米に、ぷちっとした赤米の食感と香ばしさ。
まるで山の恵みが口の中に広がるような、滋味深い味わいです。

季節の山菜など山里の恵み、優しい味わいのお料理とも相性抜群。

朝食のお米は、より軽やかに食べられるように、奈良県の「あきだわら」という品種に切り替えています。
あきだわらは大粒で、ふんわりとした粘りが特徴。
朝の身体にスッと入っていくような、優しいごはんです。
味噌汁、炙り干物、 ひろうす ……。
どんなおかずともよく合い、「おかわり」と言いたくなるお米です。

素材の力を、丁寧に。角甚のおもてなし
角甚では、地元・奈良の自然が育んだ素材を中心に、「滋味」「やさしさ」「本物」を感じていただける料理を大切にしています。

デスティネーションプラン【甚四郎御膳】大和牛や岩魚付グレードUP会席(個室食・貸切露天無料・特典付)

  • 山深いこの地で、あえて豪華すぎず、どこか懐かしく、でも確かな滋味を。
    それが、角甚の目指す“食のおもてなし”です。

    「また食べたいね」
    「心まであったかくなったね」
    そう思っていただけるよう、今日も心を込めて、一品一品、お出ししています。